#コラム

木のはなし

木のやさしさ4か条
①天然の空調装置!?
木には調湿作用があり、空気中の湿度が高いときには水分を吸収し、湿度が低いときには水分を放出するという性質をもっています。
そのため、内装に木材が多く使われたお家は、湿度の変動が小さくなり、“快適”“結露を防ぐ”などのメリットがあります。
調湿作用イメージ
②紫外線を吸収してくれる
人間の身体に悪影響のある紫外線を木が吸収してくれるため、木材から反射する光にはほとんど紫外線が含まれません。
よく言われる、木材の表面の色が変化するというのも紫外線を吸収してくれているおかげでもあるんです。
また、光だけでなくに関しても適度に吸収してまろやかにし、心地よく感じる範囲に調整してくれるという性質があります。
紫外線反射率グラフ
③バツグンの断熱性!
木は無数の細胞からなり、そのひとつひとつに空気を含んでいるため、断熱材にも匹敵するほどの高い断熱性をもっています。
また、この構造により、軽くて強い衝撃吸収能力が高いという性質もあり、地震対策や怪我防止にも有効です。
木の細胞図
④心にも作用
特別養護老人ホームでの調査によると、木材を多く使用している施設では、インフルエンザにかかったり、転んで骨折をしたりする入居者が少ないという結果が出ています。
ある小学校では、木製の机と椅子を導入したところ、子ども達が、物事に熱心になった、あくびがあまりでなくなったといった「良い傾向の変化」が多かったという調査結果も出ています。
また、木の使用率やデザインによって脈拍数にも変化があり、30%という一般的な木材使用率の部屋ではリラックスした状態、高い木材使用率や斬新なデザインではわくわくした状態になります。
木は心に作用します。
出典:林野庁ホームページ「木材は人にやさしい」/財団法人日本木材備蓄機構、社団法人日本林業技術協会「木をいかす」
このように木には優しくて強い性質が沢山あります。
木造住宅にこだわりを持つ木住販売では、お客様のご要望やご予算をお聞きしながら、色々なご提案をさせていただきます。
その他、何かご質問等がありましたらお気軽にお問い合わせください。
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