2024.11.20#ブログ 【住みながらリノベーション】インコと暮らす木住スタッフ実家ガチリノベ体験記③~楽しい?ツラい?仕様決め!そして契約へ…の巻~ ポスト Facebook LINE Pocket はてブ 当記事はスタッフによる体験記という形式のため、通常時より砕けた表現・文章となっておりますのでご了承ください。 前回までのあらすじ 築40年以上になる戸建て(実家)暮らしの木住スタッフ……色々と問題を抱える自宅を一念発起リノベーションすることに!そんなスタッフ自らのリノベ実録体験記をご紹介。 まずは現地調査や要望などを踏まえ、間取りプランを決定。 そして2024年のお得な補助金『先進的窓リノベ2024事業』を使う計画をし、各窓の施工方法と種類を決めました! ・リノベ体験記第①話~間取りを考える!&現地調査の巻~ ・リノベ体験記第➁話~窓について考える!2024窓リノベ補助金の巻~ さて、しかし窓の他にもまだまだ決める事が山ほどあります……今回はそんな仕様決めについてご紹介。 リフォーム箇所・仕様決め ざっっっくりと書き起こすと以下のような項目があります。 あたりまえでしょという感じの内容ではありますが……新築でもほぼ同様の内容なので、ぜひご参考に! 外観まわり 屋根⇒既存のままの予定だったのですが老朽化により一部葺き替えすることに……(後述) 外壁 窓まわり(窓サッシ色、ガラス種類、面格子)⇒前回記事で詳しくご紹介! 玄関ドア 玄関ポーチタイル、目地の色 内観まわり 床材 建具(室内ドア、収納扉) 各造作材(カウンター、窓枠、ドア枠、笠木、見切り材、巾木など) ⇒私は「ええがにしとってください」と丸投げしました……枠や巾木は白、カウンターや笠木は床色に合わせるのが定番かな、と思います クロス ⇒工事の進捗次第で〆切にはちょっと猶予があるかも?ただ、先に「こんな感じにしたい」というイメージだけでもぼんやり決めておくと全体の雰囲気や細かい部分のこだわりが決まりやすいかと! 住宅設備まわり キッチン、カップボード⇒今回は既存のキッチンそのままの予定に。 洗面化粧台 トイレ(1階&2階) ユニットバス 手洗器⇒1階、2階ともにトイレ近くの廊下に手洗いを別途設けたので、手洗いボウルと水栓も決めました! その他 電気工事まわり⇒コンセントの位置など、実際の生活や置きたい家電・家具を踏まえて考えるのがおススメ! 外構工事まわり⇒新築では基本的に別契約となります。今回も別契約として、追々考えようかと… 以上のことを、カタログを見たりメーカーさんのショールームに行ったりしながら決めていきます。 工事担当者から提案してくれたり、リノベーション現場においては特に既存部分との兼ね合いでどうしても出来る事と出来ない事が出てきたりするので、担当スタッフと相談しながら考えていきましょう! おすすめのオプションや施主支給 さて、といったような山ほど決める事のある仕様決めですが…… 新築の場合は、工事会社(ハウスメーカーや工務店)毎に基本となる仕様、いわゆる『標準仕様』というものがあったりします。 必要なものがパッケージ化されているので、標準仕様をベースにしてオプションを足し引きしていく、という方法が主となり、費用感的にもわかりやすくなります。 ゼロから作る新築に対し、リフォームの場合は既存の状態により個別対応が必要になってくることや、規模や予算にも大きく差があることから、木住販売では基本的には『リフォーム用標準仕様』というパッケージ化はしていません。…が、この度は職権乱用しながら自社標準仕様を参考に仕様決めをしていきました! 標準仕様の内容やグレードは、工務店やハウスメーカーによってまちまち…… 他には、設備機器や建材を施主が自分で買い、取り付けだけしてもらう『施主支給』という方法もあります。 標準メーカーでなくても工事会社の方で仕入れ出来る場合や、取付の為に下地など準備しなければならない、ということもあるので、「これ付けたいんですけど…」という旨を早めに工事担当者に伝えると行き違いが少ないかと思います。 と、いうことで……私の超個人的好みで決めた仕様を一部ご紹介↓ 建具(室内ドア、収納扉) ⇒一部デザイン(面材・取手)を変更したり、ハイドアにしたり、アクリル引戸にしたりしました! (通常の高さの開き戸だとドア上部に乗ったりしがみついたりしちゃうインコ達も、天井近くまで高さのあるハイドアなら乗れない…はず!) 洗面化粧台 ⇒ホテルライクな洗面台にあこがれがあり、洗面所も広めだったので…横長めのフロートタイプに!仕入れについては取引のあるメーカーだったので、商品と仕様を指定して手配してもらえることに。 トイレ トイレ本体は木住新築の標準仕様ですが、トイレアクセサリ(ペーパーホルダー)を施主支給にしました!通販サイトなどでも沢山種類があり、ちょっと好きなデザインに変えるだけで印象も変わります。 ユニットバス ⇒とても好みなハイグレード製品に出会い、ちょっと奮発してオプション盛り盛りに!お風呂に入るのが億劫なタイプの人間なので少しでも変われそうな気がします…… 造作 ⇒ギターが何本かあり、壁掛けにしたかったので取り付けられるように壁の一部に下地を用意してもらうことに。 壁、床 ⇒インコに壁を齧られたことがあるので(!?)主に放鳥する1部屋のみ、壁材をクロス仕上げではなくしっくい塗り仕上げに。また、放鳥中ウン…💩されるので床は水に強いフロアタイル仕様に。 契約&着工 以上、楽しくも地獄の仕様決めですが…… 仕様が決まりましたら本見積を貰い、内容や工事の流れに納得の上で工事請負契約となります。 工事担当者が契約書を作成してくれるので、内容確認し、署名&捺印。 いよいよ着工(工事開始)となります! 『追加変更』の為に余裕を持って 後から仕様を変更したい、という場合や、規模の大きいリノベーション現場においては構造により変更せざるを得ない部分が後々出てくる場合などもあります。 そういった場合は、別途見積を貰い納得した上で、最終的に『追加変更工事請負契約』を行います。 また、今回は外構(門、塀、駐車場、庭など)工事も別途見積としています。(注文住宅でも基本的に外構は別契約となります。) 追加変更はトラブルになりやすい? 仕様変更やオプションにより予算がどんどん膨れていったり、思わぬトラブルや付帯工事で費用が発生する場合も。 最終金額は最初の資金計画や概算見積より高くなりがちなので、あらかじめそのつもりで心構えをした上で、取捨選択を考えながら仕様を決めていきましょう! (例)今回発生した追加変更 若干雨漏りの気配があったのですが……解体してみると、結構な被害状況! どうも20~30年前?に増築した部屋や天窓部分が問題なようで……一部屋根の葺き替えをすることに! あらかじめ説明を聞いていたので覚悟はしていましたが、屋根工事台+足場台が別途発生となりました。 編集後記 前回記事の投稿から期間が空いてしまいました! 住みながらということで三期に分けての工事(【一期】2階内装→【二期】1階内装→【三期】外装→【さらに別契約】外構)となり、修繕が必要な部分などで工期も伸び……着工から約半年で三期工事が終わりを迎えました。 ~つづく~ 次回更新をお楽しみに! ≪バックナンバー≫ ・リノベ体験記第①話~間取りを考える!&現地調査の巻~ ・リノベ体験記第➁話~窓について考える!2024窓リノベ補助金の巻~ コラム一覧に戻る 前へ»